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レイモンド・ウェイルが、フランスの伝統色“アントラシート”をムーブメントに施しヴァージョンアップしたフルスケルトンタイプの「フリーランサー」を2021年1月に発売決定

フランスの伝統色“アントラシート”をムーブメントに施したフルスケルトンタイプの「フリーランサー」がバージョンアップ~2021年1月に発売決定



スイス・ ジュネーブに本拠を構える高級時計ブランド<レイモンド ・ウェイル>は 、 フランスの伝統色アントラシート をムーブメントに施した、 「フリーランサー」 フルスケルトンタイプのバージョンアップモデル 『 2785 BKR 20000 』 を、2021年1月より全国の販売代理店にて発売いたします。 今回のバージョンアップ により、美しくカラーリングされたスケルトンムーブメントを眺められる範囲が広がりました。


深みのある洗練されたカラーが魅力のアントラシート を施したスケルトンムーブメント

アントラシートはフランスの伝統色で、ブラックに近いダークグレーのような色合いです。 アントラシートを実現するには、 繊細な色付けの作業を要すると言われています。このカラーリングをムーブメントに施すため、NAC仕上げと呼ばれるプラチナ合金を用いたコーティング技術を採用しました。これは高級時計メゾン御用達のスイスの表面加工プロバイダー STS(Saulcy Traitement de Surface) が3年の開発期間を経て、2017年に完成させた最先端テクノロジーです。


スイスの伝統産業である時計製造を受け継ぐため創業したレイモンド・ウェイルの CEO、エリー・ベルンハイムは「伝統を受け継ぐことは、 新しく生み出すこと」 という考えを持っており、フランスの伝統色を新たな技術で表現する STS に共感し、2018年にアントラシートカラーのムーブメントを搭載した 「 フリーランサー 」 のスケルトンモデルを発表 。 今回のバージョンアップモデルは、2 代目となります。


高い可鍛性と密着性で、色むらなく均一に塗装ができるNAC仕上げを、ムーブメントの地板と受け、ローターに施し、深く艶のある漆塗りのような美しさを演出。それぞれのパーツ をスケルトン化し、地板と受けはペルラージュ装飾を、ローターはヘアライン加工を組み合わせ、スイス時計製造の伝統と革新を表現しました。